成川米穀店とは

「穀物と健やかなくらし」をテーマに

成川米穀は、神奈川県川崎市貝塚にある「穀物と健やかなくらし」をテーマにしたお米・雑穀の秤売りと、おにぎりのお店です。

 

成川米穀店のコンセプト

= 秤売り =
BULK RICE &WHOLE GRAINS

お好みのお米や雑穀を必要な量だけ分づき米やオーダーメイドのブレンドサービスも

秤売り方法

= 産 直 =
FARM FRESH

厳選したお米を生産者より直接仕入、棚田米、無農薬米など環境と健康に配慮したお米

契約生産者紹介

= 搗きたて =
FRESH & TASTY

おいしいお米をおいしいままに大切に保管した玄米を精米したてでご提供

精米サービス

= おにぎり =
ONIGIRI

おいしいご飯が自慢です。米屋厳選のお米をひとつひとつ手握りで

おにぎりメニュー

創業昭和4年(1929年)川崎の老舗米穀店

成川米穀店は、神奈川県川崎市貝塚にある昭和4年(1929年)に創業した三代続く老舗米穀店です。

創業当時はお米は許可制で、米屋さんは各家庭の世帯人数を役所から知らされ、消費量を供給する食料配給の役割を担っていました。

写真は創業から数年経った頃の写真。右下が初代、後列左から二番目が二代目です。当時は住み込みの番頭さんや女中さんがいて、みんな家族同様に生活していたそうです。 

創業は昭和4年(1929年)川崎の老舗米穀店

三代目店主より

成川米穀店店主 成川亮治
主食を扱う米専門店は米流通の変化に伴いその存在価値が変わってきました。

戦中、戦後は食糧管理法(現在は廃止)により米は専売制が引かれ、米屋は家庭への米の安定供給の役割を担い、米穀通帳をもとに世帯人数により算出された米の消費量を家庭へ届ける仕事でした。一方、米の仕入れの側面でも認可された米卸業者から原料玄米を仕入れる義務があり、仕入れ先、販売先が特定されていました。

その後食糧管理法の改正により米の流通が徐々に自由化され、現在では産地・生産者からの直接仕入れや、販売が多様化し、米販売店の存在意義を改めて問われる時代です。

成川米穀店は日本全国の多くの生産者とのパイプを持ち、実際に生産地に足を運んで、米作りの環境を確かめ、生産者の想いを聞き、米の品質を確かめたうえで、その選ばれた安心できるお米を消費者に紹介することを存在意義と考えています。

たとえば、日本の里のシンボル棚田は素晴らしい景観、自然環境の中、その生産性の低さから耕作が放棄され続けています。効率優先の稲作で価格優先の米の供給を考えれば、やむを得ないかもしれませんが、実際に米粒だけではなくその作られている場所や背景、生産者の想いを知れば棚田米の価値は明確です。

ただ口に入る食糧を供給するのではなく、日本の稲作環境のすばらしさ、その財産である米・ご飯についての物語を語る役割を担っていきたいと考えています。

成川米穀店 店主 成川亮治

投稿日:2016年10月22日 更新日:

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